男性は19年、営業職として入社。入社面接で自身の性的指向を上司らに明かした上で
「会社の同僚には自分のタイミングで伝えたい」と説明。対象は正社員に限定したいとも伝えていたという。

しかし、同年夏、一緒に働いていたパート女性が男性を避けるようになった。
その後、飲み会の場で上司から、男性の性的指向を女性に教えていたと告げられた。
会社への不信感が高まり、自殺も頭によぎった。友人の勧めで精神科を受診し、11月に精神疾患と診断された。