日本経済新聞によると、個人投資家がオーストラリア(豪)ドルの購入を減らしている。金融先物取引業協会のFX(外国為替証拠金)取引に関する統計によると、買い建玉から売り建玉を差し引いたネット残高は4月末時点で2510億円と、3月末から約4割減少した。豪州金利の低下によって豪ドル購入で得られる金利収入が減っているためで、当面この流れが続く公算が大きい。