メイバンクによると、米中貿易協議「第1段階」の合意を巡る楽観ムードの中、豪ドルはこのところ上昇しているが、0.6920米ドルまで上昇した後は失速に向かう可能性がある。
 だが、テクニカルのシグナルでは強弱が交錯しており、例えば、上昇局面入りを示唆するゴールデンクロスを形成した場合、上値抵抗水準は0.6930米ドル、下値支持水準は0.6830米ドルになるという。
 ウエストパック銀行とメルボルン研究所が発表する1月の豪消費者信頼感指数など、市場は今後発表される経済指標を注視するとみられる。
 豪ドルは現在、0.6899米ドル近辺で推移している。-0