<今日の流れ>

債券/外国為替|【為替−締め切り】米株式急落+ファーウェイ余震.…6.70₩↑ / 終値1,126.50₩
金大道記者|承認2018.12.10 16:11
http://news.einfomax.co.kr/news/articleView.html?idxno=4006710
(ソウル=聯合インフォマックス)金大道記者=ドル/ウォン為替レートが1,120₩台半ばで上昇した。10日、ソウル
外国為替市場でドルは前取引日比6.70₩跳んだ1,126.50₩で取引を終えた。開場値1,125.20₩と
比較すると、1₩上がった。

 ドル/ウォンは結果的に、先週末のニューヨークの株価が2〜3%押された影響から抜け出せなかった。
コスピが1%以上下し、外国人は有価証券市場で2千億₩以上を売った。米国景気が低迷局面に転換
されるという懸念と米中の貿易合意が容易ではないという見通しで投資心理が萎縮した。

 先週伝えられ、中国Huawei社創業者の娘逮捕のニュースも影響を及ぼした。英国の欧州連合(EU)
脱退(ブリグジット)のプロセスが順調でないという予想も作用した。英国議会は11日、英国政府とEUが
出した合意案について批准同意採決をする。

 午前久々にドル/ウォンは1,122₩で小幅滞って、改善された投資心理を見せた。しかし、午後に入って
人民元に連動して徐々に上昇した。輸出業者NEGO物量が輸入決済に比べ少し優位にあった。

◇11日の展望
 外国為替ディーラーはドルが1,123.00〜1,131.00₩で騰落すると予想した。

 A銀行の外国為替ディーラーは「米・中首脳会談とハト派的連邦準備制度(FRB)立場旋回でドル安に
見通したが、Huawei社の課題などでドル高が現れた。材料が出れば反応は強い、最終的にはボックス
圏と見ている」と説明した。このディーラーは「年末までに上下が開かない。1,110〜1,130₩台予想する」
と予想した。

 B銀行ディーラーは「12月に金融市場の動きが少し荒れている。これは米国証券市場が根」と判断した。
このディーラーは「米国証券市場の調整の流れが続いてて見たら、いろいろ解釈が出てくるだろう。
株価が反騰するまでは不安の流れが続くだろう」と述べた。

◇場内動向
 ドル/ウォン為替レートは域外差額決済先物為替(NDF)市場の状況を反映して、前取引日より5.40₩高い
1,125.20₩で開場した。場序盤では、ドル/ウォン上昇の流れに1,125₩台で大きく動かなかった。輸出業者
NEGO物量が出てきたが、請求需要もあった。しかし、ドル/ウォンは1,123₩台で徐々に下に押された。
グローバルドルの価値が押されたからだ。

 後場にはドルは上昇した。ドル/元(CNH)為替レートが6.9元を上回るとドル/ウォンもこれに連動した。
ドルは1,122.00₩に底点、1,127.00₩に高点を示した。市場平均為替レート(MAR)は1,124.70₩で
告示される予定である。現物為替取引量はソウル外国為替仲介と韓国資金仲介両社を合わせ
57億5000万jと集計された。

 コスピは前取引日比1.06%下げた2,053.79、コスダックは2.18%落ちた670.39で取引を終えた。外国人
投資家は有価証券市場で2千709億₩を、コスダックで241億₩規模の株式を売りった。ソウル外国
為替市場の閉鎖頃ドル/円相場は112.428円、円/ウォン裁定為替レートは100円=1,001.92₩だった。
ユーロ/ドル為替レート1.14370j、ドルインデックス(G10)は96.417を示した。ドル/元(CNH)為替レートは
6.9021元だった。元/ウォンの直接取引の為替レートは1元あたり163.22₩で取引を終えた。底点は
162.81₩、高点は163.25₩だった。出来高は韓国資金仲介とソウル外国為替仲介を合わせ
158億1千万元だった。//