オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、豪ドルの一段安を確実視しており、来年早々には0.70米ドルを割り込むと予想している。
資源価格や豪金利を巡る見通しが実質的に変化するというより、10日の米株急落で見られたような世界的なリスク心理悪化が予想されることを主な要因としている。
 ANZは一方で、豪ドルの下げは最終局面に近づいており、0.70米ドル以下は中期的な買いの好機だと判断している。