【高知】「欲求に負けた」 生徒が作ったジャムなどの売上金から200万円を横領、パチンコ代にスってしまった男性教諭免職

高知県教育委員会は11日、農業実習で高校生が生産したジャムなどの売上金から計約200万円を横領したとして、
県立春野高の松山広美教諭(49)を懲戒免職処分とした。県教委は刑事告訴する方針。

県教委によると、平成26年6月〜今年3月、複数回にわたり、文化祭で販売したいちごジャムやみかんジュースの売上金などを過少に報告し、1回数千〜3万円程度の横領を繰り返した。
パチンコ代や、顧問を務めるアーチェリー同好会の用具代に充てたという。

今年8月、実習助手の職員の記録と教諭が報告した代金に差があり発覚。
「やってはいけないと分かっていたが、心の弱さから欲求に負けてしまった」と話し、弁済の意思を示しているという。