<今日の流れ>

債券/外国為替|【為替−締め切り】IT企業買収+関税緊張...10.00₩↑ / 終値1,126.60₩
金大道記者 | ddkim@yna.co.kr|承認2018.09.17 16:09:40
http://news.einfomax.co.kr/news/articleView.html?idxno=3468288

(ソウル=聯合インフォマックス)金大道記者=ドル/ウォン為替レートは米国と中国の貿易戦争憂慮と需給的
要因が加わり、1,120₩台後半まで上昇した。17日のソウル外国為替市場ではドルは前取引日比
10.00₩上がった1,126.60₩で取引を終えた。1,122₩で開場したことを考慮すると、場内4.60₩
上昇した。ドルは一時13.10₩走った1,129.70₩まで上がりもした。

 ドナルド・トランプ米大統領が、早ければ同日2千億j相当の中国産輸入品に10%の関税を賦課する
可能性があるという恐れが為替レートの上昇雰囲気を作った。ただしドル/ウォンは弱い下落圧力を
受けたドルインデックスまたは停滞流れだった人民元と全く方向が違った。一部IT企業がドルを着実に
買い入れ市場の流れがロングに傾いたからだ。

 今日の上限に思われた1,120₩台半ばも遥かに越えて、新規のロングポジションが一緒に積もったと
わかった。コスピと上海総合指数が1%前後で下落している点もドル/ウォン上昇の背景になった。先週
ウォンの他の通貨に比べ相対的に強気を見せた伴う戻すフローチャート作用したとみられる。

◇18日の展望
 外国為替ディーラーはドルが1,120.00〜1,132.00₩で騰落すると予想した。

 A銀行の外国為替ディーラーは「ウォン安がここまで険しくないと思ったが、全体的にねじれてしまった」
と吐露した。このディーラーは「輸出業者NEGO物量が先週早く処理されたではないか。買いがあまり
にも強く、急な売り物量がなかった」と説明した。また「最近では需給が市場の流れをリードしているが、
予測するのは難しい。1,130₩台は、これまで詰まったレベルであるため、追加で上がることはできないだろう」と予想した。

 B銀行ディーラーは「米国が対中国関税を課すと、危険資産回避(リスクオフ)雰囲気が生まれるだろう。
ドル/ウォンもう少し上がる可能性がある」と判断した。このディーラーは「下に見る視線が増えるだろうが、
需給の一部材料がまた出てくるかもしれない」と述べた。

◇場内動向
 ドル/ウォン為替レートは域外差額決済先物為替(NDF)市場の状況を反映して、前取引日比5.40₩
上昇した1,122.00₩でスタートした。場序盤1,120₩序盤で停滞したが、徐々に上昇幅を拡大した。
1,121.80₩を底に上昇し、1,130₩を見下げるほど走った。需給要因が加わって、新規のロングポジションも積もった。

 後場にはロングポジションが整理され、1,126₩台で終わった。ドルは1,121.80₩に底点、
1,129.70₩に高点を示した。市場平均為替レート(MAR)は1,126.20₩で告示される予定である。
現物為替取引量はソウル外国為替仲介と韓国資金仲介両社を合わせて67億8000万jと集計された。

 コスピは前日比0.66%下げた2,303.01、コスダックは0.72%押された828.88で取引を終えた。外国人
投資家は有価証券市場で1千695億₩を買い越しし、コスダックで275億₩規模の株式を売った。
ソウル外国為替市場の閉鎖頃ドル/円相場は111.98円、円/ウォン裁定為替レートは100円=1,005.62₩
だった。ユーロ/ドル為替レート1.1633j、ドル/元(CNH)為替レートは6.8715元だった。ドルインデックス
(G10)は94.888を示した。元/ウォン為替レートは1元あたり164.00₩で取引を終えた。底点は163.13₩、
高点は164.24₩だった。出来高は韓国資金仲介とソウル外国為替仲介を合わせ132億元だった。//