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2018年8月7日の記事

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今週トルコリラ円相場は
一時1トルコリラ=22円台へ下落しました。

政策金利が上げられず、
現状維持という結果に終わったことに対する失望からトルコリラが売られたと見られています。

また、
「トルコのエルドアン大統領が中央銀行に対して利上げを行わないよう干渉したのではないか」との憶測も出ています。

ちなみに、私の生徒さんの中には、1トルコリラ=23円台ですでに買い玉を利益確定されていて、「もう一度安い値段来ないかなあ」と考えてらっしゃった方もいらっしゃって、
その方は安い値段で買えたことをとても喜んでらっしゃいました。

22円台を待っていた方にとっては良い買い場になりましたね。

では、トルコリラ円相場について今後の見通しをお伝えさせてもらいます。

政策金利が決定した日の売買比率(くりっく365)を確認すると、売り残が減り、買い残が増えていました。

買い残の増加から安いところを買ったトレーダーがいたことが想定されますね。

また、買い残の増加から上値が重くなることも想定されますが、ピーク時の約32万枚という買い残よりは減っていますので神経質になることはないでしょう。

市場関係者の中でも弱気の方々は「1トルコリラ=21円の方向へ下落する」と言い始めてはいますが、

私としては今の段階で、1トルコリラ=21円の方向へどんどん下落する可能性は低いと考えています。

金利は現状維持だったわけで、「金利を下げます」と言ったわけではありませんからね。

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