【今夜はどっち】邦銀インターバンクディーラーの見方

ドル円は日米首脳会談を控えて様子見ムードが強く、アジア時間は107.00円付近でこう着していた。
欧州勢の参入後は調整売りに押されて一時106.88円まで下げたものの、売りの勢いも限られた。
本日は21時30分に3月米住宅着工件数、22時15分に3月米鉱工業生産指数が発表されるほか、
クオールズFRB副議長による下院委員会での証言など複数のFRBメンバーの講演、ゴールドマ
ン・サックスなど企業決算発表も予定されている。基本的には日米首脳会談の結果待ちとなるが、
経済指標や要人発言などにも注意しておきたい。下値は10日安値の106.62円や一目均衡表基
準線の106.20円などを目処とし、上値は昨日高値107.61円や2月21日高値の107.904円などが目
処として意識されるだろう。