<今日の流れ>

債券/外国為替|【為替−締め切り】「鳩金通委+配当役送金」...3.20₩↑ / 終値1,069.50₩
チョン・ソニョン記者 | syjung@yna.co.kr
http://news.einfomax.co.kr/news/articleView.html?idxno=3443680
承認2018.04.12 16:50:45

(ソウル=聯合インフォマックス)チョン・ソニョン記者=ドル/ウォン為替レートが韓国銀行金融通貨委員会のハト派的スタンスと
外国人配当逆送金需要で1,070₩台付近で上昇した。

 12日、ソウル外国為替市場でドル/ウォン為替レートは前日比3.20₩上がった1,069.50₩で取引を終えた。
 ドルは場序盤1060₩台半ばで状況伺いを続け、下方硬直性を示した。
 その後金通委記者懇談会で利上げ期待が弱まって、外国人配当逆送金需要が流入し、ショートカバーが起こった。
 外為市場介入公開が基調的にウォン高を導くないとのイ・ジュヨル韓銀総裁の発言もドル反騰に一役した。

◇13日の展望
 外国為替ディーラーはドルが1,065.00〜1,075.00₩で騰落すると予想した。
 週末米国財務省の為替報告書を控えたうえ、配当役送金需要が安定した場合、ドルがレンジ市場の勢いを維持すると見た。

 A銀行の外国為替ディーラーは「人民元が場内強気を見せ、徐々に上昇し、ドル/ウォン為替レートが連動され、
外国人の株式配当逆送金需要も少なからず流入した。米国為替レポート警戒心があるが、為替操作国指定の
可能性が低い当局者の発言を考慮すると、影響が大きくないだろう」と述べた。

 B銀行の他の外国為替ディーラーは「株式逆送金需要とショートカバーが一気に出て終盤になった。金融通貨
委員会タカ派的スタンスを期待してショートポジションを置いた部分も戻すと見せた」と説明した。

 また「グローバルには、中東関連地政学的リスクがあるが、韓国は南北和解モードが混在していて大きく
上がるのは容易ではない」と述べた。