日銀が残存期間「10年超25年以下」の買い入れ額を減らすのは
16年12月以来の約1年ぶり、「25年超」の減額は17年11月以来
の1ヶ月 半ぶりという久々なことで市場にはショックを与えたが、

ここの知ったかぶりのクソコテが過剰反応していたが
そもそも 論としてイールドカーブコントロール(YCC:長期金利
・10年債利回り がゼロ%程度で推移するように長期国債の買い入
れを行うこと)に コミットした政策を行っているから、
買い入れ額の多少の増減は 常にあり得ること。

とはいっても、海外勢は今年の一番のリスクは日銀の政策変更と見て
いたので、敏感に反応しやがった。

しかも、日銀の政 策変更は円高を呼び起こすだけでなく、ECB(欧州
中央銀行)も今年は 量的緩和から脱却する金融政策の正常化という大
きなテーマを抱えてい てユーロ高が意識とるから、

円高プラスユーロ高の中でのドル安といった見方も強まり、
より円高ドル安の流れは強まりやがったんだな。

そして、不幸にも、さらに、もう1つのリスクと意識されること
になって しまったのが、予期せぬ金利の上昇やで。

中国が不意に米国債購入の減額、停止に踏み 切るといった
ブルームバーグお得意のフェイクニュースを流しやがって
米長期金利が急上昇し、それを 受けて株価が急落しやがった。

金利の上昇というのは、金融政策の引き締まりを意味するだけに、
株価にとっては アゲンスト材料。

国債購入の減額といった外的要因によって、米国債の需要が減って価格が
下がって金利が上昇するというのは、市場にとっても想定外の出来事で
あり、コントロールしきれない怖さがあるんだな。