一日中寝ていて村人から怠け者と嫌われていた寝太郎。
トイレに起きることはあったがそれ以外は3年も寝続けていた。

ある年、干ばつで田んぼが乾ききってしまった。
そこで、村人たちは寝太郎を罰あたりとして殺そうとした。

その後寝太郎は夜中に起きて、山の上の大きな岩をつかみ崖下に落とした。
岩は山崩れを引き起こし、ついには川の流れを変えてしまった。
村まで水が届くようになり田んぼの稲も助かった。

寝太郎はただ寝ていたのではなく、どうすれば村が助かるのかを
ひたすら考えていたのであった。(´・ω・`)