<今日の流れ>

債券/外国為替|【為替−締め切り】「米税制案不確実性+底点認識」で1,120₩台...3.50₩↑ / 終値1,120.60₩
チョン・ソニョン記者 | syjung@yna.co.kr

承認2017.11.13 16:29:35

(ソウル=聯合インフォマックス)チョン・ソニョン記者=ドル/ウォン為替レートが1,120₩台で上昇した。
 13日のソウル外国為替市場でドル/ウォン為替レートは前日比3.50₩上がった1,120.60₩で取引を終えた。

 ドルは終値基準で、10月31日1,120.40₩を記録した後、9営業日ぶりに1120₩台に上がった。
 米国税制改正案の不確実性と輸入業者決済需要がドルを支えた。
 1,120₩台で輸出業者NEGO物量で上昇幅が制限された。

◇14日の展望
 外国為替ディーラーはドルが1,118.00〜1,125.00₩で騰落すると予想した。
 ドルが1,120₩台に上がったが、市場参加者は、方向性を確認するよりも、需給処理に注目する様相である。

 A銀行の外国為替ディーラーは「NEGO物量がかなり出てきたのに1,120₩台で決済需要も少なくなかった。
底を見たという認識があり、前場一部ショートポジションを湿らせるような物量も流入し、ドルが上がっただろう」と説明した。

 また「特に方向を導く勢いがなく、需給の戦いが続くようだ」と付け加えた。

 B銀行の他の外国為替ディーラーは「1110₩台で出なかったNEGO物量が1,120₩台で出始めたが、
大きく動く余裕はない。域外差額決済先物為替(NDF)市場で上がればスポットから降りる乖離した流れが現れると思う」と語った。

◇場内動向
 ドルは域外差額決済先物為替(NDF)の為替レートを反映して、前取引日比2.40₩上がった1,119.50₩で取引を開始した。
 ドルは場序盤決済需要で支持力を見せ1,122₩線まで高点を高めた。
 しかし、ドルが久しぶりに1,120₩台で上昇し、需給は衝突した。

 輸出業者が高値でNEGO物量を打ち出し、上昇幅は限定された。
 来週、サムスン電子などの主要企業の配当支払日が近づくにつれ、逆送金の負担も大きくなった。
 ただし、年末にかけてポジションプレイは強く出てこない雰囲気だ。

 場内には、ドル/元告示為替相場が上がり、コスピが小幅下落し、ドルはずっと1,120₩台を維持した。
 外国人の買い越しがコスダックで異例の1千億₩を渡したが、ドルに大きな影響は与えなかった。

 今日ドル/ウォン為替レートは1,119.10₩に底点を、1,122.00₩に高点を形成した。市場平均為替レート
(MAR)は1,120.70₩で告示される予定である。現物為替取引量はソウル外国為替仲介と韓国資金仲介
両社を合わせ51億2千700万jであった。

 コスピは前日比0.50%下げた2,530.35で取引を終えた。外国人投資家は有価証券市場で273億₩分の
株式を売り越したのに対し、コスダックで1千202億₩分の株式を買い越した。

 ソウル外為市場締切時ドル/円の為替レートは113.43円、円/ウォン裁定為替レートは100円=982.92₩で
取引された。ユーロ/ドル為替レートは1.1654jだった。

 元/ウォン為替レートは1元あたり168.44₩で取引を終えた。底点は168.11₩で、高点は168.54₩で取引された。
出来高は韓国資金仲介とソウル外国為替仲介を合わせ243億2千900万jであった。//