ゲアハルト・シュレーダー元独首相が11日、旧日本軍の慰安婦被害者が共同生活を送る「ナヌムの家」(京畿道広州市)を訪れた。
自叙伝の出版に合わせて来韓したシュレーダー氏は、元慰安婦のおばあさんたちと面会。おばあさんたちを慰めるために1時間ほど時間をつくったという。
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シュレーダー氏は、反省と謝罪をおろそかにする日本の態度について批判した。
同氏は「日本がこうした暴力の被害に遭った女性たちに謝罪できるのなら歴史に対する責任意識があるといえるが、
いまだにその勇気が持てないようだ」と指摘した。
また「元慰安婦の女性たちをノーベル賞候補に推薦しようという動きがあると聞いたが、十分にその資格があると考えており、積極的に支持する」とも述べた。