<今日の流れ>(7/21分)

債券/外国為替|【為替−締め切り】ECB「秋の緊縮宣言」でロングストップ...7.30₩↓ / 終値1,118.20₩
チョン・ソニョン記者 | syjung@yna.co.kr
http://news.einfomax.co.kr/news/articleView.html?idxno=3403706
承認2017.07.21 16:45:06

(ソウル=聯合インフォマックス)チョン・ソニョン記者=ドル/ウォン為替レートが一ヶ月半ぶりに1110₩台で終値を形成した。
 21日のソウル外国為替市場でドル/ウォン為替レートは前日比7.30₩下落した1,118.20₩で取引を終えた。
 これは終値基準で、6月5日に1,118.30₩以後一ヶ月半ぶりの低水準だ。
 ドルは場序盤1,120₩台でマリオ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の引き締め発言もドル安が停滞して、支持力を見せた。
 場内に1,123₩台でレベルを高めたドルは午後に入ってロングストップが現れ、再度1,110₩台で下落した。

◇24日の展望
 外国為替ディーラーはドルが1,115.00〜1,125.00₩で騰落すると予想した。

 来週米国連邦公開市場委員会(FOMC)定例会のが予定されているうえ、1,110₩台で年間底を控え、外国
為替当局警戒も少なくない。

 A銀行の外国為替ディーラーは「ドル/ウォン1,120₩台、1,118₩台が順番に押されてロングストップが出てきた。
欧州緊縮性や米国の政治的な不確実性まで浮上し、ドル安が力を受けた」と述べた。

 また「しかし、1110₩台後半で支持力がしっかりした場合、ドルが反騰する余地あり一方向で下落するとは
考えていない」と付け加えた。

 B銀行の他の外国為替ディーラーは「ドルインデックスが94台まで落ち、ユーロも2年ぶりに最高値を示すなど、
グローバルドル安基調がかなり硬い」と言いながらも、「外国人の株式の買い越しなど需給要因もドル下落に
影響を与えた」と述べた。

 ただし、また「年底点点付近では、外国為替当局が下部を硬く防ぐ可能性があり、ドルの下落幅が制限される
可能性がある」と説明した。

◇場内動向
 ドルは域外差額決済先物為替(NDF)の為替レートを反映して前日比4.00₩下落した1,121.50₩でスタートした。
 場序盤ドルは底決済需要等1,123₩台でレベルを高めた。

 マリオ・ドラギECB総裁が今年の秋頃緊縮議論を開始する可能性があると述べたが、市場の参加者が、
これを別タカ派的に受け入れなかった。

 これによるユーロ/ドル為替レート上昇も頻繁に挙げドルは再び反騰した。
 ドルは1,123₩台に上がったが、域内輸出業者NEGO物量に戻された。
 反騰余力が制限され、ドルは再び1,120₩台を叩いた。
 域内外投資家のロングストップが誘発され、ドルは1,110₩台で下落した。

 今日のドルは1,117.80₩に底点を、1,123.50₩に高点を形成した。市場平均為替レート(MAR)は1,121.20₩で
告示される予定である。現物為替取引量はソウル外国為替仲介と韓国資金仲介を合わせ77億4千200万jと集計された。

 コスピは前日比0.34%上昇した2,450.06で取引を終えた。外国人投資家は有価証券市場で2千840億₩
相当の株式を買い越した一方、コスダックで177億₩分の株式を売り越した。

 ソウル外為市場締切時ドル/円の為替レートは111.77円、円/ウォン裁定為替レートは100円=1,000.40₩を
示した。ユーロ/ドル為替レートは1.1654jだった。

 元/ウォン為替レートは1元あたり165.49₩で取引された。底点は165.42₩、高点は166.19₩だった。
出来高は韓国資金仲介とソウル外国為替仲介を合わせて131億7千600万元で集計した。//