債券/外国為替｜【為替－締め切り】「鳩FOMC」で年底点ノック...9.00₩↓ / 終値1,112.80₩
チョン・ソニョン記者 | syjung@yna.co.kr
http://news.einfomax.co.kr/news/articleView.html?idxno=3404668
承認2017.07.27 16:47:07
(ｿｳﾙ=聯合ｲﾝﾌｫﾏｯｸｽ)ﾁｮﾝ･ｿﾆｮﾝ記者=ソウル外国為替市場でのドル/ｳｫﾝ為替レートが年底点点レベルまで下落した。
27日のソウル外国為替市場でドル/ｳｫﾝ為替レートは前日比9.00₩下げた1,112.80₩で取引を終えた。
終値基準で、3月27日1,112.80₩の年間底点と同じ四ヶ月ぶりの低水準だ。
米国連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派的なスタンスにグローバルドル安が力を受け、ドルは1,110₩台で下落した。
開場初めから外国為替当局の介入警戒で1,114₩台で支持されたが、徐々で下落して1,110.50₩線で底点を打った。
去る3月28日場内底の1,110.50₩(年底点)と同じレベルである。
◇28日の展望
外国為替ディーラーはドルが1,108.00～1,120.00₩で騰落すると予想した。
年底点レベルまで押されてレベル負担と外国為替当局の警戒心などが複合的に影響を与えている。
A銀行の外国為替ディーラーは「凧底をタッチして決済需要がちょっと多かった。FOMCの会合の結果を逃げ時で
受け入れて域外差額決済先物為替(NDF)為替レートが急落した米金融政策の基調自体が変わったわけではない。
新たにショートプレイをするには負担なレベルだと週末控えポジション整理が現れる可能性がある」と述べた。
B銀行の他の外国為替ディーラーは「場序盤からﾕｰﾛ高、ドル安に傾けてドル/ｳｫﾝ為替レートも、グローバルドル
安を反映している流れであった。年間底を記録しショートポジションをはたく市場参加者がいて買いも侮れなかった」と述べた。
また「当局警戒もあり、年底点レベルを打ってみたらポジション整理も現れるのに、グローバルドル安は
有効に見える」と付け加えた。
◇場内動向
ドルは域外差額決済先物為替(NDF)の為替レートを反映して、前取引日比9.80₩下げた1,112.00₩でｽﾀｰﾄした。
FOMC定例会ので連邦準備制度(Fed・FRBは)は、物価下落を明示して資産縮小時期を「今年(this year)」から
「比較的すぐに(relatively soon)」と言及した。
これに対し米国の金利引き上げの時期が遅れるだろうという観測が優勢になった。
ドル安の可能性で開場時ドルは1,112₩台で出発した。
しかし、外国為替当局が開場直前「市場が過度に反応するかを綿密に監視する」と明らかにしスムージング
オペレーション(微調整)の負担が反映された。
ドルは場内1,114₩台でレベルを高めたが、午後に入って再びショートプレイが現れ、1,110.50₩まに底点を下げた。
外国為替当局の介入警戒で1,110₩台は守られたが、グローバルドル安期待が大きかった。
今日のドルは1,110.50₩に底点を、1,114.30₩に高点を形成した。市場平均為替レート(MAR)は1,112.50₩で
告示される予定である。現物為替取引量はソウル外国為替仲介と韓国資金仲介両社を合わせ86億2千800万㌦と集計された。
コスピは前日比0.36%上昇した2,443.24で取引を終えた。外国人投資家は有価証券市場で2千104億₩分の
株式を売り越したのに対し、コスダックで91億₩分の株式を買い越した。
ソウル外為市場締切時ドル/円の為替レートは111.12円、円/ｳｫﾝ裁定為替レートは100円＝1,001.76₩を示した。
ﾕｰﾛ/ドル為替レートは1.1740㌦を記録した。
元/ｳｫﾝ為替レートは1元あたり165.35₩で取引を終えた。底点は165.01₩、高点は165.45₩だった。
出来高は韓国資金仲介とソウル外国為替仲介両社を合わせ235億1千900万元となった。//
