日本株「半導体バブル」冷めた目も トルコ化との危惧も

14日午前の東京株式市場で日経平均株価は前日比317円安の3万7646円で終えた。前日に1066円高と急伸した後の米株式相場の大幅安を受けて売りが優勢だったが、下げ渋る場面も目立った。半導体関連銘柄が連日で最高値を更新する「半導体バブル」は収まる気配が見えない。いまは積極的な売り手不在のなか、下がれば買いが入るという楽観が市場に漂っている。

楽観の強さを象徴したのは半導体関連銘柄だ。東京エレクトロン