決算 三菱商、今期最終を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も25円増額

三菱商事 <8058> [東証P] が2月3日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比48.2%増の9557億円に拡大した。

併せて、通期の同利益を従来予想の1兆300億円→1兆1500億円(前期は9375億円)に11.7%上方修正し、増益率が9.9%増→22.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の3099億円→4299億円(前年同期は5769億円)に38.7%増額し、減益率が46.3%減→25.5%減に縮小する計算になる。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の155円→180円(前期は150円)に増額修正した。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比17.0%減の2357億円に減った。