決算 三越伊勢丹、今期経常を8%上方修正

三越伊勢丹ホールディングス <3099> [東証P] が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.6倍の256億円に急拡大した。

併せて、通期の同利益を従来予想の240億円→260億円(前期は95.2億円)に8.3%上方修正し、増益率が2.5倍→2.7倍に拡大する見通しとなった。

会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の144億円→164億円(前年同期は166億円)に13.8%増額し、減益率が13.1%減→1.0%減に縮小する計算になる。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比46.2%増の160億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.5%→10.8%に改善した。