日米半導体協定
1986年からアメリカは日本の半導体を中心としたハイテク産業の弱体化をもたらす政策に動く。それが日米半導体協定(1986年~1996年)。
第一次と第二次にわたって要求されたこの協定は、アメリカが自国の情報通信産業を守りたいという願いによるもの。
協定内容の概要は「日本はダンピングをしている」という根拠もない理由を前提として、アメリカが有利になる協定を強要。要求内容は以下。

第一次日米半導体協定(1986年~1991年)
●日本は半導体輸出を自主的に規制する事。
●日本は外国製、特にアメリカ製半導体を積極的に調達する事。