>>34
住宅部門の活動は、主に住宅ローン金利の上昇を反映して大きく弱まりました。金利の上昇と生産高の
伸びの鈍化は、企業の固定投資にも重くのしかかっているように思われます。経済予測の概要で示したように、
今年と来年の実質GDP成長率の予測中央値はわずか0.5%で、長期的な成長率の予測中央値を大きく
下回っています。労働市場は極めてタイトで、失業率は50年来の低水準に近い。空室率は高く、賃金上昇率も高い。