>>264
> パウエル議長:では、その予測をお話ししましょう。プラス成長なので、リセッションとは言えないと思います。SEP
の予測は基本的にあなたが言ったとおりで、半ポイントの控えめな成長です。これはプラス成長です。しかし、これ
は低成長です。トレンドよりもかなり低い成長率です。好景気という感じはしないでしょう。好景気という感じではなく、
非常にゆっくりとした成長という感じでしょう。このような状況下で、労働市場の状況は少し軟化しています。失業率
は少し上昇します。多くのアナリストは、現時点では自然失業率が上昇していると考えているので、予測やインフレ率
が自然失業率を上回っていることは明らかではありません。その位置を正確に特定することは決してできないのです。
しかし、4.7%という数字は労働市場としてはまだ強いと言えます。現場からの報告では、ハイテク企業を除けば、企業
は解雇に消極的で、これはまた別の話ですが。一般に、企業は今いる労働者を手放したくないのです。雇用者数を
はるかに超える数の欠員があるのです。多くの人を失業させる必要があるような労働市場とは思えません。ですから、
失業率の上昇を比較的抑えながら、労働市場のバランスを取り戻す経路がある、と私たちは考えています。そのどれ
もが保証されているわけではありませんが、今回の予測はそれを反映しています。