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今日の我々の判断では、まだ十分に制限的な政策スタンスとは言えないので、継続的な利上げが適切で
あろうと述べています。そして、そのピーク水準がどの程度になるかについての我々の現在の評価については、
再度SEPをご覧いただきたいと思います。ご覧のように、今回のSEPには19名の方が参加され、そのうちの
17名の方が5%以上のピーク金利を書き込まれたのです。ですから、これがピークレートがどの程度になるか
ということについての、今日のベストアセスメントです。また、今年に入ってからのSEPでは、ピークアウトする確
率を高く見積もりました。そして今日、SEのブッシュは、FOMC参加者が圧倒的にインフレリスクは上向きだ
と考えていることを示しています。ですから、次のSEPでピーク金利の見積もりを再び上げることがないとは自信
を持って言えません。どうなるかはわかりません。今後のデータ次第です。今日書き記したのは、私たちが知っ
ていることに基づいて、ピークレートがどの程度になると考えているかの最善の推定値です。もちろん、インフレ
率のデータが悪化すれば、ピークレートは上昇する可能性がありますし、インフレ率のデータが軟化すれば、
下降する可能性もあります。