中国人富裕層による「熱海」「箱根」の旅館の買い占めが始まる…地元民が漏らす彼らの「ヒドい」言動

熱海パールスターホテルの外観は、一見して、中国資本のものとは思えぬ造りだ。
安達実総支配人は業界誌『ホテル旅館』の取材に対して「中国資本ではありますが、
現時点で中国マーケットを重点的に狙う考えではありません」と答えている。

しかし一方で、日本人観光客向けとは言い難い部分が見え隠れする。

「日本の温泉地の宿であれば、一般的に1泊2食付きが普通だと思いますが、同ホテルは
『ベッドアンドブレックファスト』と呼ばれる夕食抜きの宿泊スタイルをメインに採用しています。
一応、夕食用のレストランも館内にいくつかありますが、温泉街には珍しい本格的な中国料理店がある。
客室平均単価は7万円台後半ということから、実態は中国人富裕層の観光客が狙いだと思います」(旅行ジャーナリスト)

どこか日本人が思い浮かべる温泉地のイメージとズレがある―そんなモヤモヤ感が、
中国資本の買い占めに伴い、熱海に広がりつつあるようだ。
https://gendai.media/articles/-/103041