田山花袋「少女病」1907年5月発表

37歳の杉田は子供が二人いる既婚者だが生ることが嫌になっている
そんな杉田の楽しみは通勤電車内の女子学生を視姦すること
仕事でクタクタになり最近とみに老化してきた妻がいる家に帰りたくないと思ってた
杉田の前にここの所姿を見せなくなった一番のお気に入りの女子学生が現れる
思う存分視姦する杉田であったが電車が大きく揺れた拍子に線路上に落下してしまう
そこに後続の電車が杉田の身体を真っ二つに引き裂く