東京電力福島第一原発事故後の11年で、賠償や廃炉作業など事故対応が約12・1兆円の費用がかかったことが、会計検査院への取材で分かりました。

政府は事故の対応費用を総額21・5兆円と見込みますが、廃炉作業は難航し、処理水の海洋放出による風評被害の懸念もあります。