日銀の黒田東彦総裁は2日の衆院財務金融委員会で、短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度に誘導する現行の金融政策について、2%の物価安定目標の実現が見通せる局面になれば「柔軟化することは一つのオプションとしてあり得る」と述べた。