〇ゲスト:エミン・ユルマンズ

FOMCでは緩和に転換したりハト派的なことを言うことを期待して
株が上がっている
そうなるとFRBはタカ派に出ないといけなくなる

株価が上がってしまうと金融環境が緩和になってしまう
FRBは緩和ではなく引き締め方向に動かさないといけない
相場はあまりに先に動こうとするので非常に危険になる
インフレが収まらなくなってしまう

現状、買われすぎは相場にマイナスをもたらす

一方で中国の景況感が50割れしているし、日本の鉱工業生産指数も良くない
アメリカでは決算がイマイチで景気は明らかに減速している
引き締めをスローダウンしなきゃいけないジレンマ
それが株が先に上がってしまうとFRBはインフレ抑制に動く

ドル高がアメリカ企業の決算を痛めつけているので、流れが変わったのかなと
ドル高はアメリカも行きすぎと思っているのか
日本の為替介入、中国人民銀行のドル売りとドル指数が下げていて
これはアメリカも望んでいるのかな
ちょっと行き過ぎたコンセンサスが取れている

150円は行き過ぎた円安ドル高だったお思うので軟着陸してほしい

G20中央銀行総裁会議でもドル高に文句言ってるので
ドル指数の動きから見ても、ドル高はいったん終わるかなって気はします