〇岸田の経済対策

CPIを1.2%押し下げて、GDPを4.6%押し上げるというものだが
GDPを4.6%押し上げるとGDPギャップマイナス2.7%
これが4.6%押し上げるとおそらく年初から完全雇用状態となり人手不足になる
あるいは物不足在庫不足、納期が遅れるとか

またCPIを1.2%押し下げるが、電気ガス代は全体の5%くらいしかない
全体で1.2%押し下げるなら、電気代は25%くらい下げないといけない

東京地区の物価で見るとエネルギーと生鮮食料品を除いたCPIが2.2%上がっている
他のものが上がるので、物価が下がるというのは正しくないのでは

1年以上の期間で考えると悪手になるのではないか
1月から9月までの電気ガス代って、すぐに止められない
他の物への波及が強くなる可能性もある

もちろんやった方が良いし海外もやっているけれども
他国はインフレが減速し始めている。利上げをして消費を抑えて
耐えながら必要な部分の物価上昇を止める

日本では景気を刺激しながら電気ガス代だけ止める
今まで以上に物価の上昇プレッシャーが予想よりも強くなる。状況がまるで違う

しかも財政赤字が200%以上なので
日銀の指値オペを止めるショックがデカくなる

来年一杯まで壊れないと思うが第一印象で所見で見る限り不吉なものを感じました
来年またこの話をします

ニクソンを思い出す。経済を止めると、その後が大変で
それを心配しています。今の皆さんは心配しなくていいと思います
これから調べ続けますので、その時が来たらお伝えしようと思っています