栄養豊富、コロナで脚光「サバ缶」 食べすぎても問題ない? 持病ある人は?

料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんに聞きました。

Q.そもそも、サバ缶を食べることで、どのような健康面での好影響が期待できるのでしょうか。

関口さん「サバは魚の中でも、高タンパクで良質な脂質を豊富に含みます。
例えば、EPA、DHAなどのオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす一方で、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
そのため、血液をサラサラにし、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を予防するのに役立ちます。

また、炎症を抑える効果や脳の働きを助けて記憶力を高める効果もあるので、アレルギーや花粉症の軽減、認知症予防にも効果的です。
さらに美肌やダイエット効果、女性特有の不定愁訴や更年期障害の改善も期待できます。

他にも、糖質や脂質、タンパク質の代謝に必要なビタミンB群、免疫力を高めて骨を強くするビタミンDも多く含んでいます。
缶詰に加工することで骨も食べられるようになっており、カルシウムの補給にも役立ちます」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20210318-00085330-otonans-life