トヨタは日本から出て行くのか
2021年03月13日

3月11日に行われた日本自動車工業会の記者会見で、
豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は「今のまま2050年カーボンニュートラルが実施されると、国内で自動車は生産できなくなる」と指摘した。

豊田氏は「車をEVにすればゼロエミッションになる」という考え方は誤りだと指摘し、発電から廃棄までのライフサイクルで考えるべきだと強調した。
電池の生産や充電に使われる電力の発電で排出されるCO2を考えると、電源構成で環境負荷が変わるからだ。
日本の電力は(原発が止まっているため)火力が75%だが、フランスは電源の77%が原子力で火力は11%なので、
日本で生産したヤリスよりフランスで生産したヤリスのほうがCO2排出が少ないという計算になる。
https://agora-web.jp/archives/2050624.html