ドーパミンとは、快感や興奮を促すことから「脳内麻薬」といわれる物質で、ギャンブルの刺激によって過剰に分泌されると依存症を引き起こす可能性がある。

 また、注意力や判断力を高めるノルアドレナリンが分泌されれば冷静な判断を保つことができるが、ギャンブル依存症患者の場合、このノルアドレナリンの分泌量が少なくなる傾向があるという。その結果、ギャンブルに熱くなりすぎて財産をつぎ込んだり、使ってはいけないお金にまで手を出したりしてしまうのだ。