中島みゆきは若い頃、言葉で傷ついた記憶から「傷つける言葉があるなら癒す言葉もあるはずだ」と歌手を目指したそうだ。耳に残る酷い言葉は癒えない。
発した側がその罪を理解できなければ尚更。
だからこそ光の言葉を探す。
悪意を悪意で返せばもろとも闇に落ちる事を、彼女は深意で気づいていたのだろう