2015年ノーベル経済学賞を受賞したアンガス・ディートン教授の研究によると、年収が増えることで得られる満足感は、7万5000ドルまでとの調査結果を発表しました。
日本円に直すとおよそ800万円に相当します。
当時のレートと照らし合わせると、年収650万円あたりなのかもしれません。

年収650万円辺りまでは年収と幸福度とは正の相関関係ですが、年収800
万円に近づくにつれ緩やかになり、それ以降はほぼ横ばいです。
年収800万と、その倍の年収1600万円と、幸福度には大きな変化は無いと
研究結果が語っています。
年収1600万円が想像し難ければ、世帯収入で考えれば理解しやすくなります。
「夫の年収800万円、妻は専業主婦」の家庭と、「夫婦共働き双方年収800
万円」の家庭との幸福度について想像してみて下さい。
ぼくも感覚的にではありますが、この研究結果にはある程度納得しています。


650万でいいのか安心した