ANA、新千歳空港がガラガラなので北海道で農業をすると発表

ANAホールディングス(HD)と日本航空の航空大手2社が、新型コロナウイルス禍で国際線を中心に大幅減便を強いられる中、人員の余剰解消の一環で客室乗務員らを地方活性化に役立てる取り組みを進めている。ANAのグループ会社は、北海道でジャガイモなどの収穫作業を支援。日航も、地域の名産品開発などのために地方への配置転換を行っている。

ANAグループで、北海道の新千歳空港の空港内業務を担う「ANA新千歳空港」の職員は今月3日以降、北海道恵庭市でジャガイモやカボチャなどの収穫作業を支援。北海道庁は、新型コロナの影響で人手不足に陥った農家と、休業を余儀なくされた企業を結びつける取り組みを進めており、ANAHDはこれに賛同した。


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