【コスト】言葉が大きく独り歩き… もう忘れよう「お客様は神様です」…
「お客さまは神様です」この言葉が生まれたのは1961年。時の演歌歌手・三波春夫さんが宮尾たか志さんとの対談で発した言葉が大きく独り歩きし、今に至った言葉である。芸人として芸を客に披露する際に、客が神様であるかのように思って神聖な気持ちで臨まなければならないというのが彼の真意だったようだ。しかし、それ以前に、この言葉自体がなかったことにまず驚いた。
そういえば私が幼い頃、町の駄菓子屋さんなどの販売店で働いている人たちは、今よりもっと偉かったような気がする。ぬかずくような日本的なサービスは、決して日本古来のものではないのである。
https://www.sankeibiz.jp/smp/business/news/200826/bsm2008260500011-s1.htm