第二次世界大戦の爆弾が74年後に爆発し、ドイツの畑に巨大なクレーターをつくる

終戦から74年経ったいまでも、危険な兵器が地中に残っている現実。  2019/07/05

ドイツ西部リンブルクの住民は、ある朝驚きの光景を目にしました。畑に一軒家ほどの大きさのクレーターができていたのです。

これは第二次世界大戦時代の爆弾が、時を経て爆発したことによってできたものと見られています。

ドイツや他のヨーロッパ諸国では、不発弾が問題となっています。そしていまでも、長年埋められていた武器や爆弾が発見されたり、爆発したりしているのです。

今回爆発事故が起きたのはフランクフルトの北、ドイツの中心部に位置するアールバッハという町です。住民によると、2019年6月23日(日)の明け方に爆発音が聞こえ地面が揺れたとのこと。

幸いに被害者は出ず、実際に爆発を目撃した人もいなかったようです。

翌日行われた調査で爆発によって麦畑にできたクレーターのサイズは、幅10メートル、深さ4メートルだということが分かりました。

当局は、「腐食によって起爆装置が起動した」と、その原因の推測を発表しています。

https://www.esquire.com/jp/news/a30699422/crater-germany-world-war-ii-bomb-explodes/