NITE 高濃度アルコール代替 新型コロナへの消毒法効果検証
2020年4月17日

製品評価技術基盤機構(NITE)は、高濃度アルコールを代替する新型コロナウイルスの消毒方法の検証を始める。
アルコール消毒液は医療機関に振り向け、家庭や職場で代替法の活用を促すのが狙い。界面活性剤、次亜塩素酸水、
第4級アンモニウム塩から合わせて12成分を選定し、5月中旬までに評価を終える計画。結果は随時速やかに発信する。

 アルコール消毒液以外で新型コロナへの有効性が確認されている成分は、塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムのみ。
NITEでは文献調査により効果を期待できる成分を見出し、そのうち十分な供給力がある成分を検証する。