米国債イールドカーブ、フラット化−ブラード総裁発言に失望
Vivien Lou Chen   2019年8月7日 12:49 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-07/PVUIZK6JIJUO01
ブラード総裁はFOMC内のハト派よりと見られている
2・10年債利回りスプレッド、終値ベースで昨年12月以来の小ささ

6日の米国債市場で2年債と10年債の利回り格差が縮小した。セントルイス連銀のブラード総裁の発言が
利下げを期待する投資家を失望させたもようだ。

ファーレン氏は 「ブラード総裁発言は1回の追加利下げを示唆したが、市場は年末までに3回目の利下げ、
さらに来年7月までには4回目の利下げを織り込んでいる」と指摘し、ブラード総裁はFOMC内のハト派より
と見られているため、2年債の買い手が失望したと説明した。
原題:Treasury Curve Signals Disappointment With Bullard’s Message(抜粋)