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1999年、ブラジルに帰国したカルロス・トシキさんは実家のレストランで働いていたものの経営難に苦しんでいました。そんな時に目をつけたのがブラジル料理に欠かせないニンニク。

しかし、ニンニクは寒い気候を好み、暑いブラジルでの栽培には適していないため、当時ブラジル国内のニンニクはほぼ輸入品に頼っていました。
そこに目をつけたカルロス・トシキさんは、生物学を学ぶため夜間の大学に通いながら10年間ニンニクの品種改良にとりかかりました。
その結果、暑いブラジルでも育つニンニクの開発に成功。すると、これが大当たり。今やブラジル国内シェア90%を誇るという大ヒットにんにくに。