与沢翼がまたいいことをいっておる。

老後に備えて2000万円を20年かけて、まさに半生を懸けて貯めたような人がこれからは資産運用の時代だ!と逸って、例えば仮想通貨や新興銘柄の高値に投じその資産を10分の1にする人もいるでしょう。BSは見事1800万円縮小します。実際2017年から2018年に掛けてこれに似た死屍累々の事例があったはずです
元々20年も掛けて貯めたようなスローな金はその人の人生を金銭換価したまさに命なのでリスク資産に投じる事自体がおかしい訳で許容限度としても債券が限界。通常は定期預金として取り崩しつつ老後に使っていくのが正しい。欲をかいて2千万円が1億円にもなると妄想した人の中からこの地獄行きが始まると
資産運用全盛の時代
これは確かにその通りだと思うし、実際さらに時間をかけて運用気運は隆盛を極めると思う。結果、その巧拙によって貧富の格差は益々拡大する以外の結論も思い浮かばない。ただし、何気ない意思決定で失敗できる世界だから、資産運用全盛の時代は自殺者全盛の時代にもなると思う。