【オリジン電は超割安で基地局用電源に思惑】

オリジン電気 <6513> は2月初旬に上放れる動きをみせたが、直近は全体相場の急落に流されて反落。しかし、
日足で大陰線を引いたものの25日・75日移動平均線上で踏みとどまっており、ここから再び切り返す可能性は
十分。なんといっても時価はPER5倍台、PBRも解散価値の半値水準である0.5倍前後と究極の割安圏に位置し
ている。電源機器メーカーで移動体無線基地局用の電源が収益に貢献している。5Gでは前出のミライトHDが
指摘したように、その電波の直進性を補う形で小規模基地局の数が急増することが想定されるが、その場合、
「基地局に使われる電源装置の需要も飛躍的に増えるのではないか」との思惑が株式市場には底流している。
なお、会社側では、この件について「コメントすることはできない」としている。同社は8日の前場取引終了後に
18年4-12月期の決算を発表、営業利益は前年同期比92%増の24億9100万円と急拡大した。対通期進捗率を
考慮すると19年3月期計画の営業利益30億円は上振れする可能性を内包している。

5G関連・電源本命、好業績、通期上方修正濃厚、PER5倍台、PBR0.5倍台、自社株買い発表
さすがに高く寄ったが、ここから5割高でもまだPER10倍以下