文氏発言に外務省幹部「首かしげざるを得ない」
1/11(金) 7:38配信
読売新聞
 日本政府内からは10日、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領に対する失望の声が相次いだ。文氏が同日の記者会見で、韓国人元徴用工の訴訟を巡り、韓国の国際法違反の状態を是正する意思を見せなかったためだ。
 文氏は会見で、「日本の指導者たちが問題を政治争点化している」などと、日本批判を展開した。
外務省幹部は「首をかしげざるを得ない。大事な問題だから、2国間協議を要請した」と批判。文氏が司法判断を尊重すると述べたことについても、「三権分立を理由に国際法をないがしろにすべきでない」と指摘した。
佐藤正久外務副大臣は文氏の発言について、ツイッターに「協議要請中なのにこの発言とは。事実を事実として見ない発言の繰り返しだ」と書き込んだ。