今週のマーケット展望
セリング・クライマックスが近い
広木 隆 2018/12/25

米国株の大幅続落を受けて週明けの東京市場も急落しているが、さすがにそろそろ下げ止まる頃だろう。
移動平均乖離率、騰落レシオ、RSIなどテクニカル面でも売られ過ぎを示すサインが続々点灯している。
予想PER10倍は過去6年平均から比べて2.9標準偏差下の水準で、同じく異常値である。

今日も、アドバンテスト、ファナックなどは比較的下げ渋っており、
先行して売られた銘柄は底値に近付いていることを示している。
先週末の東証の売買代金は3兆5000億円と膨らんでおり、セリング・クライマックスが近いと思われる。

今週の予想レンジは、19200円〜2万円とする。