欧州中銀が量的緩和終了=利上げ視野、日銀置き去り


【フランクフルト時事】ユーロ圏の金融政策を担う欧州中央銀行(ECB)は13日の定例理事会で、2015年3月に始めた量的金融緩和策の終了を決めた。景気は減速気味ではあるものの、マイナスとなっている金利の引き上げも視野に、金融政策の正常化に向け、一歩を踏み出す。
米連邦準備制度理事会(FRB)は危機対応の金融緩和策の解除を着々と進めており、「異次元金融緩和」を続けざるを得ない日銀は置き去りにされた格好だ。