トランプ氏、株価に異様な執着 下がれば責任転嫁
https://jp.wsj.com/articles/SB10435430127981354480604584641431227399374

先週、米株式市場が大荒れとなる中、ドナルド・トランプ大統領はホワイトハウス内外の顧問を呼び、
急落を招いたのは米中首脳会談のせいではないと確かめようと躍起になっていた。

トランプ氏は自身が「歴史的」とする米中首脳会談をなぜ金融市場が好感しないのか尋ねていたという。
顧問らと話す中でも、不安定な市場の動きは自身の言動によるものではなく、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが原因との考えを変えていなかったようだ。


トランプ氏はホワイトハウス内では通常、ビジネス系のテレビ局をつけたままにし、リアルタイムでダウの値動きを注視していると関係筋は明かす。
1日の上げ幅が3桁に達すると興奮し、市場を動かした材料について側近らに尋ねているという。トランプ氏の株式市場への執着ぶりについて尋ねると、
あるホワイトハウス関係者は「くぎ付けだ」と答えた。