インフラ補修は国策


建設・土木株が逆行高 公共事業拡大に期待膨らむ
2018/12/5 20:30
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38578000V01C18A2EN2000/

5日の東京株式市場で建設株が逆行高を演じた。政府がインフラ補修のために2019年度に公共事業関係費を最大2割増やすと伝わり、受注拡大への期待が膨らんだ。
世界景気の減速など外部環境が不透明な中、国内需要で稼げるという安心感も株価を押し上げた。公共事業の拡大は景気下支え策の意味も持ち、相場全体にも好影響
との声も出ている。

建設株が買われたきっかけは、政府が老朽化した重要インフラの補修のために公共事業関係費を積み増す方針だと伝わったことだ。18年度補正予算と、19〜20年度の
当初予算を軸にそれぞれ1兆円程度を盛り込む方向で議論しているという。