NY連銀総裁:強い景気が追加利上げを正当化−FRB議長と同じ認識
Jeanna Smialek
2018年12月5日 13:01 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-05/PJ8TF56TTDS201
経済統計が期待外れでも、金利の道筋を調整できる位置にいる
「未解決の問題」はインフレ過熱させずに失業率どこまで低下可能か

ウィリアムズ総裁は4日、米経済に対する楽観的な見方を維持し、漸進的な追加利上げへの
支持をあらためて表明した。市場参加者が2019年の政策引き締め見通しを後退させているこ
とについての懸念は示さなかった。

インフレを過熱させずに失業率はどこまで低下し得るかという「未解決の問題」が残っているとも
述べた。「今後数年はインフレについてそれほど懸念せず失業率を4%を下回る水準にとどめ
ておける素晴らしい立ち位置にいると思う」とし、「われわれは恐らくインフレ圧力を生じさせずに
失業率低下が持続可能かどうかを今後数年学び続けるだろう」と語った。
原題:Fed’s Williams Says Strong Economy Warrants Further Rate Hikes(抜粋