>>164
改めて読み直したら、mcjはむしろアスク側か、、
ドスパラの方が独立している、、

NVIDIAもAMDも,価格改定を行ったときには,在庫補填を行う。
しかし,その対象は,グラフィックスカードメーカーの一次出荷先までだ。
前述のとおり,北米市場においては一次出荷先が販売店なので,GPUメーカーの
直接的な補填対象となるのに対し,日本では,アスクなどの販売代理店までしか
補填対象にならない。言い換えると,MCJ系(パソコン工房,グッドウィルなど)や
ツクモ,ソフマップ,PC DEPOTなどといった,大量の在庫を抱えている可能性が高いショップは,
日本において,GPUメーカーによる補填対象ではないが,アスクは,
そういったショップに対して,「在庫はうちが面倒見ますよ」と,在庫補填を提案するのである。

 残念ながら,アスクが補填対象をどのように選定しているのかは分からないが,
少なくとも,いま名前を挙げたような大手ショップチェーンは対象。

仕入れた製品をグループのショップであるドスパラへ卸すという特殊なスタンスを取る
サードウェーブデジノスを除くと,アスクの競合となる販売代理店は,
いずれも上場企業の子会社だ。そして,株式市場のルールに則って活動する
これらの販売代理店は,単月や四半期で決算して,結果を発表しなければならない。
たとえば「数か月とか半年とか前に『アスク税的なもの』で稼いだ利益を,
今回の在庫補填に回します」なんてやってしまったら,一発で不正会計問題化である(※7)。