決算】 東芝、今期税引き前を一転赤字に下方修正、未定だった配当は4期ぶり30円で復配【連結・米国基準】
https://s.kabutan.jp/news/k201811080022/

東芝 <6502> [東証2] が11月8日昼(12:00)に決算(米国会計基準)を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比4.2%減の705億円に減った。
 
併せて、通期の同損益を従来予想の900億円の黒字→400億円の赤字(前期は823億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前損益は1105億円の赤字(前年同期は1926億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

同時に、従来未定としていた今期の年間配当を30円実施し、4期ぶりに復配する方針とした。
 18年9月に実施した10→1の株式併合を考慮すると、実質配当は変わらない。

直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比43.3%減の421億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の2.4%→0.7%に悪化した。